消防設備用語集
局所放出方式 / きょくしょほうしゅつほうしき 消防設備用語集 き
項目 | 局所放出方式 / きょくしょほうしゅつほうしき |
意味 | 全域放出方式が採用できない場合に採られる方式で,防護方法として面積方式と体積方式の2種類がある。面積方式は,可燃性液体類などを上面を開放した容器に貯蔵する場合などで,火災のときの燃焼面が1面に限られる場合で,可燃物の飛散のおそれがない場合に採用される方式である。消火剤は二酸化炭素に限定されており,その量は,面積1m2につき13kgで求められる量に1.4を乗じた量以上とする。体積方式は,防護対象物の前後左右および上方にそれぞれ0.6m離れた位置までを防護空間とし,防護空間の周囲に実際にある壁の面積の比率に応じて,その体積1m3 につき2〜8kg で求められる量に1. 4 を乗じた量以上とする。いずれの場合も,放出時間は所要量を30秒以内に放出することとなっている。 |