意味 |
セグメントを真円状態に近い形に組み立てるための器具である。セグメン卜は一般に円形に組み立てるように設計しているために、セグメントの組立て後の変形が大きいと、次のセグメントの組立てが困難になり、作業効率が低下する。したがって、セグメントを効率よく組み立てるためには、既設セグメントの真円度をできる限り保持する必要がある。このため鉛直方向の縮みを防ぐためジャッキで上下に突張る方法と、水平方向の広がりを防ぐためにタイパー等で緊張する方法などがある。位置はできるだけ切羽側のセグメントリングに設置すべきで、一般に後方台車先端に取り付けられることが多い。 |