意味 |
トンネルをいくつかの工区に分割してして施工する場合、材料の搬入、ずりの搬出等のために設けられるほぽ水平に近い作業坑をいう。作業坑にはほかに、斜坑、立坑も含まれるが、横坑は施工時の作業性、安全性に優れているため、作業坑はできるだけ横坑が望ましい。換気のために用いられることもある。鉱山などでは、これを水平坑道と称することが多い。最近は、環境保全の立場から坑口に横坑を設けて、爆破音や、作業騒音を極力少なくするための配慮がなされることもある。ほぼ水平に近い坑道を水平坑と称するが、横坑は本坑外から入って本坑に連絡する点で水平坑と区別される。 |