意味 |
おもに、九州南部に分布する霧島火山系の火山噴出物(軽石流堆積物の非熔結部・降下軽石など)、およびそれに由来するこ次堆積物の総称で、一般に白色を呈する。シラスからなる台地は表流水が乏しく、地下水位が深いため、水不足に悩まされているが、一方、台風・集中豪雨i時に表流水、地下水による縦侵食を受け崩壊が多発する。地下水面上のシラス中にトンネルを掘削する場合は、施工上特に問題はないのが普通であるが、地下水面下ではトンネル内へ土砂が流入するなど厄介な問題を引き起こすことがある。特に二次シラスは、ルーズな推積物なので注意しなければならない。 |