意味 |
打設されたあとのコンクリートに穴を穿孔(せんこう)し,これを利用して固着されるアンカー。所定の深さまで穴に挿入し,打撃により先端の拡張部が開き,コンクリートにくい込み固着されるメカニカルアンカーと,穿孔された穴に接着材を充てんし,接着材の硬化により物理的に固着されるケミカルアンカーとがある。コンクリート打設後の施工であるため,建物改修や補修,位置合せの必要な場合などに多く用いられる。一方,コンクリート内の鉄筋や配管どにより設置位置の制限が生じる。→先付けアンカー,メカニカルアンカー,ケミカルアンカー |